さていよいよ、小屋を建てていきます。
が!しかし、写真を撮り忘れました。
なので、作成前に作った図面で説明したいと思います。
まず、床面平面図です。
紫色が構造用合板を加工せず、そのままのサイズで何枚必要かをわかるようにしています。
図から見てわかるように、縦2.5枚分横3枚分(1枚1820×910)なので
2730×2275のガレージ小屋になります。
本当はもっと大きくしたかったのですが、「嫁が畑が狭くなる!圧迫する!」と
協議の結果、このサイズになりました。
小さな四角がありますが、これが2×4材です。
組み立て方ですが、下の図のように合板に2×4材を木ネジで止めていきます。
左の重なる部分は1本の柱で二枚にわたるように隙間をあけておきます。
柱は三本、強度を上げるためです。
基本的な作り方は以上です(笑)
簡単すぎない?そうなんです。基本は単純なんです
でも大きく組んでいくと、色々問題が出てきます。
合わせ方はどうする、どうやってネジを打つの?など
こればっかりは実践してみないと体感は難しいと思います。
さて、さきほどを参考に一面を仕上げます。
この段階だとまだ、上下からネジが打てるので楽です。
出来上がったら、下部にアンカーの穴をあけ、設置していきます。
これは、入口左側の壁、図面上では上ですね。
真ん中が凹んでいるのはブロック塀の出っ張り部分です。
ここでワンポイント!
かんたん木材カット方法
ここで木材のカット方法を説明します。
昔はノコギリで切っていましたがやはり丸ノコ。
ホームセンターでリョウビの丸ノコを購入して使っています。
いまはリョウビじゃなくてキョウセラになってるんですね。
ここで注意!最初についているチップソー(刃)は、目が粗いです。
これにまったく気が付かなかったので初期の頃は、断面がザラザラでした。
チップソーの種類は豊富で、そこまで詳しくないので割愛しますが、
付属のチップソー(刃)は、外形が147mmで刃数24でした。
当時、色々調べた結果
少し高めですが、黒プラス147mm 1.5mm 内径20mm刃数52を購入しました。
違いは一言!刃数です。もちろん切れ味もあると思いますが。
刃数が24→52
もう全然違います。切り口がきれい!なめらか!吸い込まれるように切れます。
多ければ切り口が細かくなるのですが、多すぎてもよくないので52でちょうどいい感じです。
もし、初めて丸ノコを購入する人は必ず刃数をチェックしてください。
そして比べてみてください。驚くほどに違いますw
また2×4材を直角に毎回切るのはつらいです。差し金で線を引き、それに沿って切る。
時間がかかります。そこで、タジマの丸鋸ガイド!
使い方はリンク先を見てもらえればわかりますが、切る場所さえ決めれば
この丸鋸ガイドを使い、そのまま丸ノコのガイドになりまっすぐ切れます。
なので、線を直角に引いたり、いろいろしなくても、長ささえ図ればすぐ切れます。
あと注意点ですが、丸ノコは斜めにも切れる様になっています。
こまめに垂直になっているかなど、差し金で確かめてから使用することをお勧めします。
続いて、入口右側、図面では下側です。
高さを出す分、二段につなぎ合わせてあります。
そして突き当り。入口正面です。
図面から見てもらえればわかると思いますが、片流れです。
屋根にもいろいろな形があり、
一般的な住宅は「切妻」への字、「寄棟」前後左右にへの字などなど
言葉で説明は難しいのですが、今回は「片流れ」です。
この片流れにも勾配(角度)にもいろいろありまして
寸法勾配 10寸に対して高さが何寸あるかで呼び名があります
一般的に、3寸(3/10)16.7°、4寸(4/10)21.8°、5寸(5/10)22.6°
僕は3寸勾配(100cmで30cm下がる)で作ってます。
なぜ?と聞かれると、角度で屋根材が違ってきます。
金属屋根は1寸以上、ストレート屋根は3寸以上、屋根瓦は4寸以上が
最低勾配として推奨されているからです。
今回はアスファルトシングル材で、ストレート屋根になるので3寸で作っています。
???となると思いますが、角度や素材によって水の流れる勢いが違い、
また屋根の下地材にも基準を満たさないと、しみこみやすくなり雨漏りの原因となりやすいです。
今回はここまで!写真がなくてすみません。
写真なしがもうちょっと続くので我慢してください。
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